事例-5:愛されるための努力
海老原幸さんは、東京都墨田区在住で化粧品販売員をしている31歳です。海老原さんは離婚歴があり、元旦那の浮気が原因で別れました。離婚をきっかけに、1人暮らしをはじめた海老原さん。海老原さんは、もう結婚も男性もこりごりといった心境でした。そんなある日のこと、海老原さんに運命の出会いが訪れます。それが、久本さんとの出会いです。海老原さんは会社帰り冬道を歩いていたときのこと、その日はあいにく、地面が凍っている状態でした。いつもどおりヒールの靴で歩いていた海老原さんは、道路で思いっきり転んでしまいました。
海老原さんの姿を見て、あわてて駆け寄った男性、それが久本さんでした。海老原さんはストッキングが破れ、ひざから血が出ていました。海老原さんの怪我を見て久本さんは、ポケットからハンカチを取り出し、ひざにあて「大丈夫ですか?他にお怪我はありませんか?」と尋ねました。海老原さんは、久本さんの紳士的な行動に魅力を感じていました。海老原さんは、もう結婚も男性もこりごりと思っていた自分が信じられませんでした。まさか、いいなあと思う男性に出会うなんて・・・と。海老原さんは戸惑いましたが、もう最初で最後の恋かもしれないと思い、後日、お礼方々、久本さんの会社を訪れました。海老原さんは、手土産とあの時差し出してくれたハンカチを持参していました。久本さんは、まさか海老原さんが訪れるとは思ってもみなかったので、驚きましたが、海老原さんの気持ちをうれしく思いました。
海老原さんにコーヒーを出し、話をする久本さん。久本さんは、お土産のお礼に、良かったら近々お食事を誘いました。海老原さんは、もちろん喜んでお受けしました。こうして後日、スペインレストランで食事をすることになった海老原さんと久本さん。海老原さんと久本さんは、たまたま同じ地元だったことから、色んな話で盛り上がりました。話をしているうちに、久本さんの家族の話になり、海老原さんは勇気を出して聞いてみました。「久本さんは、奥さんとか恋人とかは、いらっしゃらないんですか?」といいました。すると久本さんは「実は・・・、3年ほど前、妻を癌で亡くしているんです。今は妻も恋人もいません。まだそんな気になれなくて・・・。女性の方とこうやってお食事するのも、入院前に妻と食事をしたのが最後なんです。」といいました。海老原さんは「そうでしたか・・・。すみません、辛いことを思いださせてしまって。」といいました。久本さんは「いいえ、気にしないでください。今日は、こんな素晴らしい女性とお食事をご一緒させていただいて、夢のようです。本当にありがございます。」といいました。
いつもいい感じで、楽しい時間を過ごしていた2人でしたが、久本さんは、もしかして迷惑なのでは?と感じるようになった海老原さん。海老原さんはそんなとき同僚から、よく当たると評判の電話占いの話を耳にします。同僚も離婚歴があるのですが、元旦那が浮気をしていた際、子供がいたので離婚する決意がつかなかったといいます。そのとき友人の勧めもあり、電話占いで霊視鑑定を行ったところ、旦那さんは借金もしており、このまま一緒にしては、あなたも子供も不幸になってしまうので、早く離婚するようにと勧められたといいます。同僚は元旦那に借金の形跡がなかったことから、半信半疑だったのですが、金融機関に問い合わせをしたところ、1000万円にも及ぶ借金をしていたことがわかりました。霊視の的中率の高さを実感した同僚は、思い切って久本さんのことを相談してみてはどうか?と海老原さんに勧めました。
- 海老原さん
- はじめまして、海老原といいます。今日は鑑定のほど、お願いします。
- 霊能者
- さて早速ですが本題に入ります。ある男性が気になっていますね?
- 海老原さん
- はい、そうなんです。でも私の片思いかもしれません。
- 霊能者
- 実はあなたにメッセージを伝えてほしいと、あなたの意中の男性の亡くなった奥さんが私のもとに訪れています。
- 海老原さん
- え!彼の亡くなった奥さんがですか!?
- 霊能者
- そうです。あなたに伝えたいことがあると言っています。
- 海老原さん
- 奥さんは、何と言っているのですか?
- 霊能者
- 彼はとても優しく、私たちは幸せな結婚生活を送っていました。そろそろ子供がほしいと話していた矢先、私は病気が見つかりました。彼は、私の病名を伏せて一生懸命看病してくれました。仕事から帰ってきて、疲れていても一切愚痴を言わず、ひたすら看病してくれました。私は彼にもう1度家庭を持ってほしいと願っています。そして子供を授かってほしいと。彼はあなたに心を開こうとしていますが、自分だけが幸せになるのは申し訳ないという思いから、あなたに積極的に近づくことができません。それは私の望みではありません。彼には、絶対に幸せになってほしい、そう願っています。彼を幸せにできるのは、あなただけです。彼が新しい一歩を踏み出せるよう、応援してあげてほしいです、と言っています。
- 海老原さん
- そうなんですか・・・、彼とても誠実な人ですものね・・・。でも私でいいのでしょうか?
- 霊能者
- あなたにとっても、久本さんにとっても、とても良い結果となりましたね。
- 海老原さん
- そうですよね。久本さんに出会っていなかったら、私はもう一生涯、恋をしていなかったかもしれません。
- 霊能者
- あなたと久本さんはともに助け合い、新しい運命を切り開くために出会ったのです。彼は心を開くために、まだ時間がかかることでしょう。彼が心を開く日まで、そう遠くはありません。これからも積極的に彼を誘い出してあげてください。
- 海老原さん
- わかりました。私も最後の恋です。一生懸命、頑張ってみます。
海老原さんはまた久本さんを食事に誘いました。さりげなく久本さんの好物を聞きだすなど、久本さんのことを懸命に知ろうと努力する海老原さん。ある日久本さんは、亡くなった奥さんがピクニックへ行く際、よく作ってくれたクラブサンドイッチが美味しかったという話を耳にします。奥さんと同じクラブサンドイッチは作れないものの、奥さんが作ってくれたクラブサンドイッチの具などをさりげなく久本さんに聞きだし、クラブサンドイッチを作ってみた海老原さん。海老原さんは、久本さんの会社に手作りのクラブサンドイッチを届けました。久本さんは、3年以上ぶりにクラブサンドイッチを目にしました。懐かしいクラブサンドイッチ、そしていつも海老原さんの深い心遣いを感じていた久本さんは、涙ぐんでしまいました。このことがきっかけで久本さんは、海老原さんへの気持ちに歯止めがかからなくなり、そして、こんなに自分を思ってくれる女性なら、きっと亡くなった奥さんも喜んでくれるのは?と感じました。その日の夜久本さんは夢の中で、亡くなった奥さんが微笑む顔を見ました。久本さんは翌日、海老原さんに「こんな僕ですが、結婚を前提にお付き合いしていただけないでしょうか?」と交際を申し込みました。
愛しいあの人に愛されたい、そう願うとき、愛されるために努力をすることをお勧めします。愛は、片道通行では勝ち取れません。双方が歩みよって、初めて本当に愛にたどりつくことができます。永遠の愛を手にいれたいあなた、あなたは「愛されるための努力」を実践してみてください。愛されるための努力は、相手が望むことを与えることから始めてみましょう。相手が何をしてほしいかな?そう考えることが大事です。それらを考えているうちに、あなたの答えは見つかることでしょう。それを理解することが出来たら、あなたは真実の愛を手にいれることができるはずです。愛しいあの人のハートを手に入れたい、あの人から愛されたいそう願う人は、1度霊感占いをしてみるのがおすすめです。霊感が強い霊能者が、あなたと愛しいあの人との今後を霊視します。霊視では、過去・現在・未来を透視することができ、あなたにとって最良の未来へすすめるよう、メッセージをお伝えしております。