事例-7:計算高い女は運を逃す
澤田あいりさん、東京都世田谷区在住の自営業で36歳です。澤田さんは両親が自営業をしていたことから、自分も独立し、お店を1人で切り盛りしています。澤田さんはそろそろ、結婚したいと考えていました。独立するために、仕事一筋だった澤田さんは、7年間彼氏がいなく、出会いもなかったことから、お見合い会員に入会しようと考えていました。
そんなある日、澤田さんに仕事の話が舞い込んできました。F商社の新商品の開発に携わった事業で、何社から絞りこみをかけて、最終的に1社に仕事を依頼するといったものでした。澤田さんは以前から興味があった内容で、なんとしてもこの仕事を取りたいと考えていました。澤田さんの競合相手は、何度か立ち会ったことがあるR社という会社で、R社の社長は美人で仕事ができる人でしたが、計算高い面があり、澤田さんは苦手意識を持っていました。澤田さんとR社の社長は、F商社の担当者に呼び出され、新商品についての説明を受けることとなりました。こうしてF商社へ向かった澤田さん。澤田さんは、扉を開けた瞬間、担当者である吉岡さんを見て、一目で恋に落ちてしまいました。その後打ち合わせが行われた、澤田さんたち。結果的に、F社の新商品は澤田さんとR社の一騎打ちとなりました。予想通り、R社の社長は裏から手を周りさまざまな方法で、新商品の獲得に乗り出しました。一方澤田さんは、自分の実力で、なおかつ相手に信頼してもらえるよう誠実な方法で獲得に挑みました。R社の社長に勝てるか、心配していた澤田さん。この仕事をなんとかとり、そして吉岡さんに近づける方法を模索していました日のこと、インターネットで電話占いに関する記載を見つけました。澤田さんは自分とR社の社長の現状を把握したい、そして吉岡さんと両思いになれたら・・・と考え、電話占いを行ってみようと考えました。
- 澤田さん
- はじめまして、澤田と申します。今日は鑑定のほどお願いします。
- 霊能者
- はじめまして、ようこそいらっしゃいました。あなたは一生懸命、お仕事を頑張っていらっしゃいますね。
- 澤田さん
- え!そんな・・・、そう言っていただけてうれしいです。
- 霊能者
- 私は今、あなたの過去や現在、未来を霊視しています。あなたが熱心に仕事を頑張る姿がまざまざと見えます。とても素敵です。
- 澤田さん
- ありがとうございます。なんだか、照れますね。
- 霊能者
- さて、あなたは今、ある仕事のことでなんとかしたいと考えていますね?
- 澤田さん
- すごい、霊視ってなんでもわかるんですね~!そうなんです。私は今、ある会社の新商品の仕事を受注したいと考えているのですが、強力なライバルがいまして。どうしたら受注できるか?知りたくて、ここへやってきました。
- 霊能者
- あなたのライバルの姿が見えます。確かに、かなりの強敵ですね。彼女はとても鋭い。そして、手法も容赦ないやり方をする人です。
- 澤田さん
- まさしくそのとおりです。私、どうしていいかわからなくて・・・
- 霊能者
- あなたは、今のまま頑張ることが大事です。
- 澤田さん
- 今のままですか?何か具体的な行動とかしなくていいんですか?
- 霊能者
- そうです。人には相性と感があり、今回の仕事は担当者との相性と感で、最終的に決定します。担当者は・・・、あなたが今恋心を寄せている男性ですね?
- 澤田さん
- はい、そうです。恥ずかしいんですが、一目で恋に落ちてしまいました。
- 霊能者
- そうですか。彼はとても真っ直ぐで、いい目をしています。そして自分の本能で正しい道へと進むことでしょう。
- 澤田さん
- 私が受けた印象と同じイメージの人なんですね。仕事でしか話をしたことがないため、彼の本質がよくわからなかったのですが、いい人だと聞いて、安心しました。
- 霊能者
- 彼は、打算が入り混じった行動をとても嫌う人です。例え上から圧力がかかったとしても、自分の意思を貫きとおすことでしょう。そんな彼なので、下手な行動は決してしないでください。彼は、小細工をものすごく嫌がる人です。あなたも彼と同じく、真っ直ぐで誠実な人です。2人の相性は、とても良いです。
- 澤田さん
- わかりました。私も小細工が嫌いです。彼も同じように感じているとのことで、うれしく思います。
- 霊能者
- それともう1つ、あなたは彼と両思いになりたいのですよね?
- 澤田さん
- はい、もちろんです。私にとって、久々の恋なんです。彼の気持ちを掴むためには、どのような方法がいいですか?
- 霊能者
- 彼は用心深い側面があります。人に心を開くのに、時間がかかる人です。彼の話をよく聞いてあげてください。彼の言葉から、あなたは色んなことを感じると思います。そして彼が望んでいることをするよう努力すればいいのです。
- 澤田さん
- わかりました。彼の話を良く聞いてみます。
- 霊能者
- それと彼はあなたと同じく、甘いものが大好きです。あなたのおすすめのお菓子を彼にプレゼントしてあげてください。彼はあなたの気持ちのこもったお菓子を喜んで食べてくれることでしょう。
- 澤田さん
- わかりました。次回の打ち合わせの際、彼にお菓子を差し入れします。
- 霊能者
- あくまでさりげなく、渡してください。彼は形式的な形を好みません。
- 澤田さん
- わかりました。さりげなく渡すようにします。
- 霊能者
- この仕事もですが、あなたは今後も今の気持ちを忘れないでいてください。あなたの純粋で真っ直ぐな心が仕事も恋愛も、いい運気を運んできてくれます。
- 澤田さん
- わかりました。今まで以上に、一生懸命頑張っていきたいと思います。
後日、打ち合わせを行った澤田さんとR社の社長と吉岡さん。吉岡さんの要望に耳を傾け、積極的に質問した澤田さん。吉岡さんは澤田さんの態度に、好感をいだいていました。一方駆け引きが多いR社の社長には、ちょっと難色を示していました。帰り際、霊能者に言われたとおり、帰り際、お勧めのお菓子をさりげなく差し出す澤田さん。吉岡さんは「すみません。ありがとうございます。僕、甘いものに目がないんです。今ちょうど甘いものが食べたいって思っていたところなので、とてもうれしいです。」と喜んでくれました。
こうして最終決定日を迎えた、澤田さん。新商品はみごとに澤田さんが手がけることに決定しました。また吉岡さんからこの前のお菓子のお礼を兼ねて、お食事をご馳走したいと申し出がありました。2人の距離はこの件をきっかけに急速に縮まり、自然と交際がスタートしました。交際するようになってから、澤田さんは吉岡さんにどうして、あのときR社ではなく、澤田さんの方にしてくれたか尋ねたところ「R社は権力者を使って、なんとかR社に受注させてくれるよう手を回したり色々、裏で動いていたんだよ。僕はそういう計算高い女性は、駄目なんだ。君は不器用な面があるけど、真っ直ぐ素直に対応してくれた。そういうのがすがすがしくて、君にお願いしたいって思ったんだ。」とのことでした。澤田さんは霊能者の言ったとおり、裏で動くようなことをしなくて本当に良かったと感じました。
色々思案することは大事ですが、計算高い女性は運気を逃してしまいます。計算尽くめの行動は、特に男性には、嫌なイメージを与えがちです。自分らしく、善意を持って行動することこそ、本当の愛へとたどり着ける第一歩なのです。愛される女性になるために、今一度あなたの行動をチェックしてみませんか?